世間話

転職相談

投稿日:2017年6月9日 更新日:

会社を辞めたいという相談を受けました。

 

スポンサーリンク

相談者は隣人の息子さん。

 

年齢は25歳。まだ社会に出たばかり若者です。

名前を聞けば誰もが知っている大手企業にお勤めなのですが、昨年あたりから会社の経営が上手くいっていないこともあり、年収が大幅に下がったそうです。

個人的な評価で給料が下がるならまだしも、経営陣の失敗のツケを払う形で従業員の給料が削減されることに、やり場の無い怒りがあるようです。仕事は嫌いではないが、それに見合う報酬が得られていない。モチベーションが上がらないことが悩みなのだそうです。

スパッと転職に踏み切れない理由はやはり今の会社が有名な大企業だからでしょう。

親御さんとしては、せっかく入社できた会社なのだから、もうしばらく我慢してほしいというのが本音だそうで、息子さんもその事はよく分かっています。

25歳なら、まだいくらでもやり直しがきく年齢ですが、大手の会社に再就職できる保証はありません。ましてや今まで貰っていた年収と同等以上を望むなら尚更です。

転職する場合、何を優先するかでも選択肢の幅は決まってきます。

会社のブランド優先

年収優先

職種優先

彼の場合、会社のブランドには拘っていないそうで、優先順位の一位は収入だそうです。

高収入の職種といえば外資の金融などが頭に浮かびますが、全くの畑違いでは狭き門。キャリア的に厳しいですね。

最近の若者特有という言い方をすると叱られそうですが、彼の中にも出来ることなら楽して稼ぎたいという本音が見え隠れします。収入優先なら運送会社や肉体労働などがあるわけですが、できればそういう職種には行きたくない。綺麗なオフィスでスマートに仕事がしたいが希望だそうです

かなり都合良すぎですが、平成生まれの彼に「若いうちは苦労は買ってでもしろ」などと言ってもピンとこないでしょうね。そんな言葉はもはや昭和の産物です。

現時点では辞めないほうがいいのでは?

と彼にはアドバイスをしました。

大手企業というブランドに、うしろ髪を引かれている間は転職はうまくいかない気がします。

どうしてもこの仕事がしたい。

どうしても今の会社に納得がいかない。

そんな思い高ぶる感情がなければ道は切り開けないのではないでしょうか。強い思いがない場合、辞めなければよかったという後悔ばかりが募るだけですから。

-世間話

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

「#検察庁法改正案に抗議します」を分かりやすく解説します

黒川さんは検事総長にはなれません 多くの人が誤解していること 皆さんは安倍総理が自分の言うことを聞く黒川さんを検察庁のトップにすると思っていませんか? 黒川さんを検事総長にすれば、もし自分たちが悪いこ …

no image

阿久悠メロディ

最近、生誕80年を記念して阿久悠さんの歌を振り返る番組がよく放送されています。 スポンサーリンク   改めて見てみると、いや、聴いてみると、その才能の凄さに改めて驚かされます。まさに昭和を代 …

no image

バケーションパッケージ体験記②

バケーションパッケージがどんなものなのか、実際の利用例をご紹介しています。 スポンサーリンク トイ・ストーリー・マニア!のファストパスを取ったあと、ミステリアスアイランドへ移動しました。 入場した人の …

no image

手もと用眼鏡購入

最近、手もとが少し見にくくなってきました。老眼の始まりです。   スポンサーリンク 普段は単焦点レンズの眼鏡をかけていますが、スマホなど、手もと付近を見る場合に少し不便を感じるようになりまし …

no image

バケーションパッケージ体験記④

初心者向けにバケーションパッケージがどんなものか体験記をお送りしています。 今回はこれまでにお伝えできなかった細かな点をまとめたいと思います。   チケット類の確認 スポンサーリンク 送られ …