ペンキ塗りに挑戦してみました。
自宅の二階に畳一畳ほどのベランダがあるのですが、L字形に取り付けられている柵のペンキが所々剥げていて錆が出ている状態でした。
エアコンの室外機が二台置いてあるだけの、普段は全く使わないベランダなので、柵の状態に気がつかなかったのです。
7年ほど前、家の外壁塗装をしたときに業者の方に塗ってもらって以来のペンキ塗りです。
さて、何からしていいものやら
ペンキ塗りの経験は全く無かったので取り敢えずネットで検索してみました。
いくつか参考になるブログはありましたが、錆び取りや下地塗りなど数日かけて塗装していく本格的なものが多かったです。
できるだけ手軽に済ませたかったので、ペンキ類の方を検索。
すると、錆の上からでも塗れるというペンキを発見。
これはいいかも。
そのあと、youtubeで実際に塗装している映像をいくつか確認。
ビニールが付いた専用の養生テープの使い方や剥げかけたペンキの落とし方など、素人にとってはかなり参考になりました。
予備知識を得たところでホームセンターへ材料の買い出し。
今回買った道具です。
錆の上から塗れるペンキ
スクレイパー
ビニール付き養生テープ
万能ハケ
合計2000円くらい。
第一段階(下準備)
濡れ雑巾で柵の汚れを拭き取ります。
普段は使うことのないベランダ。年末の大掃除でも、ここだけはいつも忘れてしまいます。
所々、ペンキが膨れるように盛り上がってひび割れていました。
続いて汚したくない場所をマスキングしていきます。
このマスキングテープ、一見するとガムテープくらいの幅のロールなのですが、テープ自体の幅は2㎝くらいで残りの3㎝くらいはビニールになっています。
塗りたくない境界線にマスキングテープを貼り、折り畳まれている薄いビニールを広げると大きな面積を覆うことができるものです。
これで床や壁、エアコンの室外機などペンキが垂れそうなところを隠していきます。
スクレイパー(お好み焼きのヘラのような道具)で剥げかけたペンキ部分を削ぎ落とします。
大小あわせて30ヵ所はありました。
かなりゴリゴリやりましたが、ペンキがしっかり塗ってある箇所は剥がれないので結構簡単に削ぎ落とすことができました。
第二段階(塗り作業)
今回購入したペンキは錆の上から塗れるタイプのもの。防錆材が練り込まれていて錆の進行を抑えてくれるようです。
早速、ハケで塗っていきます。
多少粘りはありますが、意外と垂れます。ハケにペンキをつけすぎると塗っているそばから垂れるので、少量づつ塗るようにしました。
油性なので一度塗りで十分きれいに仕上がります。
ここで想定外の事態に。
養生用に敷いていたビニールが風にあおられて塗りたての柵にまとわりついてきたのです。しかも、あちらこちらで舞い上がるため四苦八苦。
慌てて雑巾やヘラなどを重石にしましたが柵の外側に垂らしたビニールは押さえる術がないのでマスキングテープごと取りました。
幸い、ダメージは少なく作業続行できたのですが、風の吹きそうな時は要注意です。
準備から作業完了まで約2時間。夕方4時くらいからの塗装作業でした。
昼間は暑さが厳しいのでダメですね。冬の寒い方が作業自体はやり易いでしょうが、風が強かったりする場合は難しので悩むところです。
ペンキ塗りは風のない穏やかな日がお勧めです。