もはやクレーマー級の言いがかりだ
新型コロナウイスルのパンデミックを防ぐため安倍政権は小中高の休校を各自治体に要請した。
安倍総理のこの判断に左寄りのメディアは一斉に批判を繰り広げている。
子供が家にいるため、仕事を休まなければならない人々がいるではないか。
休業補償は?
子供を受け入れる学童の負担は?
場当たり的だ。要請の内容が日々揺れている。単なるパフォーマンスだ。
PCR検査が進んでいないのに、全国一斉休校にする意味は?
根拠となるエビデンスを示せ。
拙速ではないか。
などなど様々だ。
こんな声もある。
最初の発症者が出てからすでに一ヶ月も経つのに何の準備もしていない!
休校に際して生じる休業補償の額や方法、PCR検査体制の拡充。
やらなければならない事は山ほどあったのに、何一つやっていないではないか!!
危機意識があまりにも無さすぎる!!
そう言う声を聞くたびに、この人たちは本当にジャーナリストなのかと耳を疑ってしまう。
中国で患者が増え始めた時、パンデミックの危機意識は素人の一般人でも皆持ち始めていた。
職場や家庭での会話は、もっぱら新型コロナウイルスの話題で持ちきりだったのだ。
だが、そんな時でさえ、マスコミの報道はどうだったかと言うと、
桜を見る会一色だった。
国会での野党の追及も、桜、桜、桜。
クルーズ船に関する対応や国内における検査体制の状況を追及することもなく、ただひたすら桜を見る会を追及していたのだ。
実に無駄な一ヶ月だ。
PCR検査が進まない理由を深掘り取材することもしない。
パンデミックに対する政府の対策を取材することもしない。
単なる週刊誌ネタや憶測、願望だけで放送を流し続けるテレビ。
PCR検査の数が少ないのは感染者の数を低く抑えるためではないか。
と、いとも簡単に言ってしまう。
きちんと取材した結果の発言であれば構わないが、単なる個人的な感想程度の、茶の間で会話するようなレベルの話を平気で発言してしまう今のテレビに失望さえ感じる。
日本にジャーナリズムなど存在しないかのようだ。