我が家ではテレビ番組の録画に東芝のタイムシフトマシンを使用しています。
REGZAサーバー DBR-M190です。
地上デジタル放送6チャンネル分を24時間まるごと15日分、自動で録画してくれる大変便利なハードディスクレコーダーです。
見るのを忘れていたドラマや話題になった番組なども過去にさかのぼって見ることができます。いつでも好きな時に見たい番組を選ぶことができる。一度体験してしまうと、この便利さは手放せません。
そんなタイムシフトマシンですが、365日、休まず動いているのでハードディスクには、それなりの負担がかかります。
購入して6年になりますが、最初の不具合が発生したのが昨年夏のことでした。
タイムシフト番組が再生できなくなったのです。
症状を詳しく見てみると、録画できるチャンネル6局のうち3局は再生できるが、残りの3局は再生できないというものでした。ハードディスクの初期化を試みるも「内部エラーが発生しました」の表示。
レコーダーの仕様を確認するとタイムシフト用のハードディスクは2個搭載されていて、6局を3局ずつに振り分けて、それぞれのハードディスクに録画する仕組みでした。
シルバーの化粧天盤、黒色の中蓋、両サイドのカバーを外し中を確認しました。
やはり中身は複雑な構造。薄いボディーですから隙間なく器機が詰まっています。基本的な構造はパソコンと一緒です。ブルーレイドライブ、通常録画用のハードディスク1000GB1個、無線LANの部品を外すと、映像処理用の基板が現れます。
その下にタイムシフト用のハードディスクが格納されていました。
メーカーはSeagate。パソコンなどにもよく使われているメーカーです。
型番がST2000VM002
3.5インチ 2000GB SATA
防犯カメラ映像の録画などに利用されるビデオ用ハードディスクです。
ネットで調べると、すでに販売は終了していました。
そこで購入したのが
ST2000VM003 お値段1万円
他社の安いハードディスクもありましたが、24時間駆動を考えると、やはり、この選択になりました。
アマゾンで注文。翌日には届きました。
どちらが壊れているのか外観からは分かりませんでしたので、とりあえず片方交換して元に戻し再起動。工場出荷時の状態に戻すための初期化を実行しましたが、できません。
再びドライブを入れ換えて再起動。
無事、復活。全てのチャンネルが録画、再生できるようになりました。
それから一年、再び録画ができなくなりました。
今回はレコーダーを起動すると内部からガリガリと異音がする症状。ハードディスクドライブが壊れたのだろうと推測しドライブを注文しました。アマゾンの購入履歴が残っているので再注文も楽です。
昔はドライブなどの部品を専門店まで買いに行ったものですが、便利な時代になったものです。しかも値段も安い。
再びレコーダーを分解してドライブを交換。
初期化して復活です。
もうあと5年くらい動いてくれると助かるのですがね。