世間話

遠近両用眼鏡か単焦点眼鏡か

投稿日:2017年6月15日 更新日:

老眼の始まりは40歳から

40歳を過ぎると老眼が始まると言われていますが、最近、手元が見にくく感じるようになりました。

 

スポンサーリンク

 

普段は単焦点レンズの眼鏡をかけていますが、長年、同じ度数のレンズを使用してきたので、検診を兼ねて眼科へ相談に行きました。

初診だったので受付けで簡単な問診票を記入したあと視力検査を受けます。

いま使用している眼鏡での視力は0.9くらいでした。すべての距離においてシャキッと見えるわけではありませんが、常用眼鏡としては問題ないとのこと。

試しに遠くが良く見えるように1.5くらいのレンズを装着すると、さすがに良く見えます。普段はボヤけてしまう遠くの文字もクッキリ。遠くがよく見える分、手元は更にボヤけます。若い頃は、この手元のボヤけを眼球内で修正してピントを合わせているのだそうですが加齢と共にその能力は落ちてくるため老眼になるのだとか。

逆に手元をよく見えるようにすると遠くはボヤけます。どちらかを優先すると片方が犠牲になる。言わばトレードオフの関係ですね。

両方の良いとこ取りが遠近両用レンズということになるわけで、そちらも試してみました。

 

意外とクセがある遠近両用レンズ

遠近両用とは一枚のレンズで文字どおり遠くと近くを見ることができるレンズです。レンズを上下に3等分し、一番上辺りで遠くの景色を、真ん中辺りで中間距離を、一番下辺りで手元を見るという設定が一般的で好みによって各面積の割合を変えることができるそうです。

で、実際にかけてみた感想ですが、私には合いませんでした。

遠くの景色や手元の本など、それなりにクッキリ見ることができて便利かなと思ったのですが、顔を正面に向けたまま床に目線を落とすと足元の画像が波打つように歪んで見えるのです。階段を下りる場面などを想定すると、ちょっと怖くて使えないかなという印象。さらにレンズの周辺付近がボヤけて良く見えないという特徴もあります。ピントの合う範囲がかなり狭いのです。

暫くかけたまま待合室でテレビや雑誌などを見て過ごしましたが、やはり慣れませんでした。遠くを見るときはやや上目遣い、手元を見るときは目線だけを下に。顔ごと下を向いてしまうと手元がボヤけます。顔を固定して眼球だけを動かす動作は、かえって眼が疲れないのかなと気になりました。

検眼の先生曰く、最初の段階で違和感がある人はその後も慣れることはないとのことでした。大丈夫だと思って眼鏡を作っても、やっぱりダメだったという人もいるそうです。

一方で、まったく問題ないという人もいるので相性は人それぞれというレンズです。

結局、いま使っている眼鏡はそのまま屋外用として使用し、部屋の中で使う専用の眼鏡をもうひとつ作ることにしました。

会社でのパソコン作業や事務仕事、通勤電車でのスマホや読書、家の中での生活メインで使うことを想定した眼鏡です。5メートルより先はボヤケてしまうので車の運転はもちろん、外出には使えません。

眼鏡が複数になると場面によってかけ変える手間が必要ですが、画像に歪みが出ない、レンズの全面でピントが合う、眼の負担が軽減するなどメリットのほうが大きいように思いました。

-世間話

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

PCR検査に意味はあるのか

PCR検査数と死者数の関係 PCR検査をもっと実施すべきだ。 日本はPCR検査数が全く足りていない。 日本は検査途上国だ。 スポンサーリンク マスコミは連日、批判の声を上げ続けている。 果たしてPCR …

no image

バケーションパッケージ体験記③

ディズニー初心者の方のためにバケーションパッケージを実際に使ってみた体験記をお送りしています。   昼食を済ませたあと、発券しておいたファストパスでレイジングスピリッツ乗車。 これで乗りたい …

no image

韓国批判を許さない日本のマスコミ

週刊ポストの記事に左派系メディアが一斉に噛み付いている。   スポンサーリンク 小学館が発行している雑誌『週刊ポスト』 その記事、「厄介な隣人にサヨウナラ 韓国なんて要らない」に左派系のマス …

no image

報道ステーションは女性差別?

海外の女性リーダーを称賛 5月7日に放送されたテレビ朝日・報道ステーションで、海外の女性リーダーが新型コロナウイルスに対し柔軟に対応している話題を紹介していた。 スポンサーリンク ヨーロッパの優等生、 …

no image

野党は単なるクレーマー

生産性の無い無駄ばかりの国会 検察庁の黒川検事長が辞任した件で、野党は安倍総理に責任を取れと迫っている。 責任を取れ。 果たして野党が要求する責任の取り方とはいかなるものだろうか。 責任を痛感して、自 …